エンジンオイルの役割
これまで空冷フォルクスワーゲンを購入する際のポイントやちょっとしたメンテナンスについてお話してきましたが、ここではオイル漏れのトラブルについてお話したいと思います。
皆さんご存知のことだと思いますが、空冷フォルクスワーゲンの「空冷」とはエンジンの熱を空気で冷やす構造になっている車のことです。
これに対して水で冷やす構造になっているのは「水冷式」です。
ビートルの他、空冷フォルクスワーゲンにはバスやカルマン・ギヤなどがあります。
これらの車はエンジンの熱を空気によって冷却しているわけですが、厳密に言うとエンジンの熱を移されたエンジンオイルを空気の力で冷やしています。
エンジンオイルと言うのは潤滑油としての役割以外に、エンジンを冷やす大きな仕事をしているのですね。
自動車運転免許を取るために自動車学校に通った人は、講習内で走行前チェックのひとつとしてオイルの確認もしていたと思います。
しかし免許を取得して自由に運転できる身になると、毎回出発前にオイルチェックをしている人はまずいません。
上記のようにとても大切な役割を果たしているオイルですから、漏れてはいないか、きちんと機能しているか、などマメにチェックした方がよいです。
自動車を走らせていればオイルは徐々に減りますし、劣化もしてきます。
オイルチェックを怠ったばかりに出先でエンジントラブルを起こしてしまった、なんてことにならないよう、普段から気をつけたいものです。
旧い車であればなおさら日々のメンテナンスを怠らないようにしたいですね。
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